ソフトウェアエンジニアの長期インターンシップとして,以下のような業務に取り組んでいます.
【AIカフェロボットrootC】
・ロボット制御のデバッグ用のGUIアプリケーションの開発
・コンピュータ初期設定の自動化アプリケーションの開発
・プロセスの時間短縮アルゴリズムの実装
・アラートシステムの改善
サービスのwebページ
【OMO(Online Merges with Offline)事業】
空間演出エンジニアのインターンシップとして,実際に多数の会場で展示されているプロジェクトに携わりました.
データサイエンティストのインターンシップとして,ユーザーログの解析,及び解析結果に基づく施策の提案に取り組みました.
研究開発インターンシップとして,ヒューマン・コンピュータ・インタラクション分野の新しいプロジェクトのアイデア出し,開発要件定義,プロトタイプ実装,簡単なユーザーテスト,成果発表まで行いました.
Google社が行うSTEM分野のマイノリティ人材向けの教育プログラムSTEPに参加し,アルゴリズムやデータ構造について学びました.
卒業研究では,クロスモーダル知覚を利用した嗅覚VRをテーマとしました.嗅覚情報の提示は,没入感が高くかつ心理状態にも強く影響するVR体験を可能にします. しかし嗅覚には視覚の三原色に当たる基本臭が無く,組み合わせによる任意の匂いの再現が難しいため,現状では提示したい匂いの香料を全て用意する必要があります. そこで,少ない香料で多くの匂いを提示する手段として,他感覚と嗅覚間のクロスモーダル知覚を利用して同じ香料でも異なる匂いであるかのように感じさせる手法が考案されています. 私の卒業研究では,鼻部皮膚温度を制御すると匂いの感じ方が変わるという現象を利用しました. 先行研究により,視覚情報によって匂いの感じ方が変化することも示されているため,鼻部皮膚温度制御とHMDによる視覚情報の提示を組み合わせることで,これまでの先行研究で提案された手法よりも効率的に,少ない香料で多くの匂いを提示することを目指しました.
CHI2021のWorkshopに採択され,研究発表を行いました.
Matsui, A., Narumi, T., Kuzuoka, H. “A Cross-Modal Olfactory Display Using the Influence of Visual and Thermal Sensations on Olfaction.”
CHI2021 Smell, Taste, and Temperature Interfaces Workshop
Video Link
Workshop Web Page
日本バーチャルリアリティ学会論文誌に採択・掲載されました.
松井 彩里, 鳴海 拓志, 葛岡 英明, 視覚と皮膚感覚が嗅覚に与える影響を利用したクロスモーダル嗅覚ディスプレイに向けた基礎検討, 日本バーチャルリアリティ学会論文誌, 2022, 27 巻, 1 号, p. 98-108
人工知能学会 学生編集委員 (2021.6~)
黒田 彗莉, 柏倉 沙耶, 松井 彩里, 学生フォーラム〔第112 回〕相澤彰子先生インタビュー「はじめは小さくてもいいから,自分の山を登れ」, 人工知能, 2022, 37 巻, 4 号, p. 533-536
家でも臨場感たっぷりにライブを楽しめるVRアプリケーション. 主にUnityを用いて実装しています. VR空間でまるで自分以外にもたくさんの客がいるかのように自分の周りでペンライトが曲に合わせて動くように演出. 家で一人でライブを楽しんでいるにも関わらず会場にいるかのような楽しさを感じられます.
卒業研究で実装したクロスモーダル嗅覚ディスプレイシステム. 匂い提示デバイス,鼻部皮膚温度制御デバイス,VR空間を提示するHMDから構成されます. デバイス類はArduinoで制御し,VR空間はUnityで描画・制御を行いました. Arduino,Unity間でシリアル通信を行ってシステム全体が連携して動くようにしました.
Google STEPにて取り組んだ巡回セールスマン問題(Travelling Salesman Problem). 焼きなまし法(Simulated Annealing),2-opt法,分割統治法を組み合わせたアルゴリズムを考案し,実装しました. Google STEP史上初の最短経路を発見し,ベストスコア賞を頂きました.
中身はただの水ですが,クロスモーダル知覚を利用して味覚をハックし,複数の味を楽しめるようにしたボトル型IoTデバイス. ユーザが飲みたい飲料の名前を言うと,ボトルの色(視覚情報)やストローから口内へ噴出される香気(嗅覚情報)が変化し,ユーザが音声入力した飲料の味が感じられます. 学科内の演習で評価され,教職員や学生の投票で決まる賞を頂きました.
足の動かし方に合わせて光や音が変化し,歩くことが楽しくなるような靴型デバイス. 靴に取り付けた3軸加速度センサーの値をリアルタイムで取得し,その値から足の動きや歩く速度を判定し,動きの種類に応じて靴に取り付けられたLEDテープの光り方や小型スピーカーから流れる音が変わるようにしました.
腕がゴムのように長く伸びる超能力を体験できる,脱出VRゲーム.腕が伸びる能力を上手く使って部屋に張り巡らされたレーザを掻い潜ってボタンを押していくと,密室から脱出できるというゲーム設計です.
AIで栄養管理ができるwebアプリケーション. Webページに料理の画像をアップロードすると,自動で何の料理が写っているのかを検出し,そのカロリーや栄養成分を表示します.
4人1組で,設計から加工まで全て自分達で行い製作したスターリングエンジン. デザインに拘り,デザインが活きるようなエンジンの回転数になるように計算して設計しました. 学科の演習で評価され,最優秀製作教職員賞を頂きました.
リアルタイムでwebカメラに映った物体を検出し,その物体を購入できるAmazonページに飛ぶことができるwebアプリケーション.